【筋トレ】停滞期を乗り越える!チートデイの正しい頻度と摂取カロリーを徹底解説

こんにちは!!chikinです!!今回は筋トレしてる人ならよく聞くチートデイについて!

筋トレにおける「チートデイ」とは?その目的

チートデイ(Cheat Day)とは、ダイエットや減量のための食事制限中に、意図的に1日だけ高カロリーな食事を摂る日のことです。「チート(Cheat)」は「だます」という意味。

この日の目的は、単なるご褒美ではありません。

  • 基礎代謝の低下を防ぐ(ホメオスタシス打破): 長期間のカロリー制限によって体が「飢餓状態」と認識すると、体はエネルギー消費を抑える「省エネモード(ホメオスタシス)」に入り、体重が落ちにくくなります(停滞期)。チートデイで一時的に大量のカロリーを摂取することで、「飢餓状態ではない」と脳を錯覚させ、低下した代謝を元に戻す効果が期待できます。
  • 栄養素の補給: 減量中は不足しがちなビタミン、ミネラル、特に糖質(グリコーゲン)などを補給し、トレーニングのパフォーマンス維持や向上に役立ちます。
  • ストレス発散とモチベーション維持: 厳しい食事制限のストレスを解消し、「また明日から頑張ろう」というモチベーションを保つことができます。

チートデイの「頻度」:あなたの体脂肪率で決めよう

チートデイの最適な頻度は、ダイエットの進捗、特に体脂肪率によって変わります。体脂肪率が高い初期段階では、代謝はまだ落ちにくいため、頻繁なチートデイは逆効果になることがあります。

体脂肪率の目安(男性) 体脂肪率の目安(女性) 推奨されるチートデイの頻度
25%以上 35%以上 基本的に不要
20%〜25% 30%〜35% 3〜4週間に1回
15%〜20% 25%〜30% 2週間に1回
15%未満 25%未満 1週間に1回

※あくまで一般的な目安です。

<実践のポイント> チートデイは、上記を目安としつつ、体重や体温が停滞し始めたタイミング(停滞期)で導入するのが最も効果的です。

チートデイで「どこまで食べて良いか」:摂取カロリーの目安

チートデイは「何を食べても良い」日ですが、無制限に食べて良いわけではありません。効果を出すためには、摂取カロリーの目安を設定することが重要です。

一般的に、チートデイの摂取カロリーは以下の計算式を目安に設定されます。

【目安となる計算式】

  1. 基礎代謝量をもとに計算する場合

    (例: 基礎代謝量が1,500kcalの場合、4,500kcalが目安)

  2. 体重をもとに計算する場合

    (例: 体重60kgの場合、2,400〜2,700kcalが目安)

摂取カロリーは通常時よりも大幅に増えますが、これは代謝を戻すために必要なエネルギー量と考えましょう。特に、体内のグリコーゲン(糖質)を満たすことが目的なので、炭水化物(糖質)を中心に摂取することが推奨されます。

チートデイを成功させるための注意点

チートデイを有効活用し、太るだけで終わらせないために、以下の点に注意しましょう。

脂質の摂りすぎに注意

チートデイの主目的は代謝の維持ですが、摂取した脂質はそのまま体脂肪になりやすいため、ピザや揚げ物などの高脂肪食に偏りすぎないようにしましょう。炭水化物(ご飯、麺類、パン、スイーツなど)をメインに摂取し、脂質は控えめにするのが理想的です。

アルコールは控えめに

アルコールは代謝を妨げたり、食欲を増進させたりする作用があるため、できるだけ控えるか、適量に留めましょう。

翌日以降の切り替えが重要

チートデイが終わったら、翌日からはすぐに元のダイエット食に戻しましょう。チートデイで増えた体重は、主に水分やグリコーゲンの増加によるもので、数日〜1週間ほどで元に戻ります。ここで「食べ過ぎたからもういいや」とズルズルと続けてしまうと、チートデイは失敗に終わります。

運動は継続する

チートデイ当日の高強度の筋トレは避け、体を休ませても構いませんが、翌日からは通常のトレーニングを再開しましょう。チートデイで補給した糖質(エネルギー)を力に変えて、高強度のトレーニングを行う絶好のチャンスです。

まとめ

チートデイは、厳しい食事制限を続けるトレーニーにとって、代謝の維持とモチベーションアップに欠かせない重要な戦略です。

  • 頻度は体脂肪率と停滞期を目安に調整
  • 摂取カロリーは基礎代謝の約3倍を目安に
  • 脂質を控え、炭水化物を中心に摂取する
  • 翌日からの食事管理を徹底する

計画的にチートデイを取り入れ、ダイエットや減量の成功につなげましょう!


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