こんにちは!chikinです!今回はたんぱく質について!
健康やダイエット、筋力アップのために「たんぱく質を積極的に摂るべき!」という話はよく耳にしますよね。しかし、「摂りすぎは良くない」という意見も聞かれ、一体何が正しいのかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな疑問にお答えすべく、たんぱく質の適切な摂取量について詳しく解説していきます。
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たんぱく質はなぜ重要?
まず、たんぱく質が私たちの体にとってどれほど重要かを確認しておきましょう。たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚、髪の毛など、体のあらゆる組織を作る主要な材料です。また、ホルモンや酵素、抗体といった体の機能を調整する物質の材料にもなり、生命維持に不可欠な栄養素と言えます。
たんぱく質の摂りすぎは本当にダメなの?
結論から言うと、一般的に健康な人が一時的に多めに摂取する分には、過度な心配はいりません。 たんぱく質は水溶性の栄養素であるため、過剰に摂取してもほとんどが尿として排泄されます。
しかし、慢性的に過剰な量を摂取し続けると、体に負担がかかる可能性も指摘されています。
考えられるリスクとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 腎臓への負担: 腎臓は、たんぱく質が分解されてできる老廃物をろ過して排泄する役割を担っています。過剰な摂取が続くと、腎臓への負担が増加し、特に腎機能が低下している方や、すでに腎臓に疾患がある方は注意が必要です。
- 骨密度の低下: たんぱく質を過剰に摂取すると、体内のカルシウム排泄量が増加し、骨密度が低下する可能性を示唆する研究もあります。(ただし、これにはまだ議論の余地があります。)
- 腸内環境の悪化: 動物性たんぱく質の過剰摂取は、腸内の悪玉菌を増やし、腸内環境を悪化させる原因となることもあります。
では、適正な摂取量とは?
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、たんぱく質の1日あたりの推奨量は以下の通りです。
- 成人男性: 65g
- 成人女性: 50g
ただし、これはあくまで「推奨量」であり、個人の活動量や体格、健康状態によって必要な量は異なります。
活動量や目的に合わせた摂取量の目安
- 一般的な成人(運動習慣があまりない方): 体重1kgあたり0.8〜1.0g
- 例:体重60kgの方なら、48g〜60g
- 軽い運動をする方、健康維持・ダイエット目的の方: 体重1kgあたり1.0〜1.2g
- 例:体重60kgの方なら、60g〜72g
- 筋力トレーニングをしている方、アスリート: 体重1kgあたり1.6〜2.0g
- 例:体重60kgの方なら、96g〜120g
たんぱく質を効率よく摂るには?
適正量を意識しつつ、バランスよくたんぱく質を摂取することが大切です。
- 様々な食品から摂る: 肉、魚、卵、乳製品、大豆製品など、様々な食品からバランス良く摂ることで、多様なアミノ酸を摂取できます。
- 加工食品に注意: プロテインバーやプロテインドリンクは手軽ですが、糖質や脂質が多く含まれているものもあるため、原材料表示をよく確認しましょう。
- 食事の質も意識する: たんぱく質だけでなく、ビタミン、ミネラル、食物繊維などもバランスよく摂ることで、より健康的な体づくりにつながります。
まとめ
たんぱく質は私たちの体にとって非常に重要な栄養素ですが、闇雲に大量摂取すれば良いというわけではありません。ご自身の活動量や目的に合わせて、適切な量を意識して摂取することが大切です。
もし、腎臓病などの持病をお持ちの方や、ご自身の適切な摂取量がわからない場合は、医師や管理栄養士に相談してみることをお勧めします。
バランスの取れた食生活で、健康的で活力のある毎日を送りましょう!

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